チキンと暮らそう九戸村|岩手県九戸村移住定住ポータルサイト

九戸村ってどんな村?

ブロイラー生産は
全国でトップクラス!

「ブロイラー」とは短期間で育つように改良された国産若鶏のことで、スーパーに並ぶ鶏肉のほとんどを占めています。岩手県は宮崎県、鹿児島県に次いで全国第3位の鶏肉産地で、県内一の生産量を誇るのが九戸村です。昭和45年ごろから本格的に始まったブロイラー産業は、九戸村の基幹産業のひとつ。66の飼育農場があり、1億羽以上を出荷しています。加工場など鶏肉生産に関わる地元住民も多く、地域の暮らしと雇用を支えています。

九戸政実

九戸村は、天下統一目前の豊臣秀吉に反旗を翻した戦国武将・九戸政実の故郷。後継者選びを発端に本家の南部家と合戦になり、苦戦した南部家側が秀吉に援軍を頼んだことから、戦は「九戸政実の乱」に発展。わずか5,000の兵力で65,000もの豊臣軍に対し善戦しましたが、長興寺の薩天和尚に説得され、城兵の命を救うため投降。しかし、約束は反故にされ、政実は斬首、城内の者はなで斬りにされました。村内には政実ゆかりの史跡が点在しています。

伝説のオドデ様

昔々、若者が折爪の山で見たことのない生き物と出会いました。腰から上はフクロウ、下は人間のようで、言葉を話し、予言の力を持っています。「ドデン、ドデン」と大きな声で鳴くことから、「ドデ」と呼ばれるようになりました。この地方では、驚いたことを「ドデン」したと言います。また、この伝説の怪鳥を「オドデ様」と呼んで祀り、村の守り神としました。今も時おり、折爪岳から「ドデン、ドデン」という声が聞こえてくるとか。

交通機関

八戸自動車道九戸ICがあり、周辺の主要都市である盛岡市や青森県八戸市への移動は便利です。九戸村循環バスや広域生活路線、オドデ館経由の高速バスなども運行。村民には公共バス利用助成があります。

景勝地

九戸村、二戸市、軽米町にまたがる折爪岳は標高852m。山頂展望台からは岩手山、青森県の岩木山、八甲田連峰や八戸沖まで望めます。林道沿いには折爪五滝など、豊かな自然にあふれる見どころが数多くあります。

名物

そばや小麦の生地を平たく伸ばし、小さな三角形に切り、豆腐などと一緒に煮てニンニク味噌をつけて食べる「かっけ」、昔からこの地方の山野に自生する山ぶどうを生かした加工品など風土に育まれた名物がいろいろ。

特産品

県内一の生産量を誇る鶏肉のほか、甘茶の国内有数の産地でもあります。健康食として注目されている雑穀栽培も盛んです。また、木炭生産量日本一の岩手県で、九戸村は主力生産地のひとつ。その品質は高く評価されています。

工芸品

木目の美しさを生かした摺り漆の塗装や、繊細な差物技術を駆使した「南部箪笥」、九戸産の縮れの強いホウキモロコシの穂を丁寧に編み込み、じゅうたんに入り込んだホコリも絡め取る「南部ほうき」は、伝統の技が生み出す逸品です。

歴史・文化施設

九戸政実に関する史跡が多数点在。平安時代後期の高地性集落「黒山の昔穴遺跡」は、岩手県指定史跡になっています。村内にあった140坪の古民家移築した「ふるさと創造館」は、当時の豪農の暮らしを偲ぶことができます。

レジャー

折爪岳は気軽にトレッキングできる山で、眺望も自慢。道の駅おりつめ「オドデ館」や、遊具を備えた「コロポックルランド」、日帰り入浴施設「ふるさとの湯っこ」など「見る」「食べる」「遊ぶ」を満たすスポットがいろいろ。

祭り

華やかな山車や数々の郷土芸能が披露される「九戸まつり」は、夏の一大イベント。5月初旬の「戸井良沢水芭蕉まつり」、神楽が堪能できる「九戸の山伏神楽祭典」など、郷土の文化や自然に触れる祭りが催されています。

買い物

伊保内商店街等に各種小売店や飲食店があるほか、ドラッグストアやDIY関連のチェーンなどの大型店舗もあります。道の駅おりつめ内のオドデ館では、地元の新鮮な野菜や農産加工品、特産品などを買うことができます。

「キングオブチキン」とは?

チキン王国九戸をPRするため、九戸村商工会青年部が立ち上げた「キングオブチキン(略して「オブチキ」)プロジェクト」から誕生した九戸村非公認キャラクター。非公認でありながら行政を動かして「キングオブチキン(オブチキ)感謝祭」を開催したり、スーパーファンクバンド「ザ・トリフターズ」を結成したりと、その勢いは止まるところを知りません。

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